Blog

2025/02/15

「お母さん、今日は僕が作るよ」成長した息子と最後のお弁当

こんにちは、世田谷区で不動産仲介業を営んでいる加納千織です。
 


先日、息子が晩ごはんに鶏の唐揚げを作ってくれました!
外はカリッと、中はジューシーで、想像以上の出来栄え。
「美味しい!」と感動していると、
「お母さん、最近忙しそうだから」と息子がポツリ。
そんな優しい一言に、じんわりと胸が温かくなりました。
 


息子が自分から料理をしてくれるなんて、少し前までは考えられなかったこと。
今までキッチンにはほとんど立たなかったのに、こうして少しずつ家事を覚えてくれているのが、
とても頼もしく感じます。


 


そして翌朝、朝食の準備をしていると、息子が突然「今日、お弁当がいる」と一言。
「えっ!?もっと早く言ってよ〜!」と驚きながらも、急いでお弁当作り開始。
しかもその日は高校の卒業試験の日。
息子にとって、高校生活最後のお弁当でした。
 


「そんな急に言われても…!」と焦りながら、昨夜の唐揚げをメインに、
卵焼きとほうれん草のおひたしを作りました。
何とか間に合ってホッとしたものの、送り出した後にふと気づきました。
 

「もう、息子にお弁当を作ることはこれで最後かもしれない」と。
 


4月からは大学進学のため、大分で寮生活を始める息子。
これまで当たり前だった「食卓を囲む時間」「朝のバタバタしたやりとり」
…それらが、あと少しで日常から消えてしまうんだなと思うと、
じんわりと寂しさがこみ上げてきました。


 


最近、息子は少しずつ家事を手伝うようになりました。
料理だけでなく、食器を洗ってくれたり。
きっと、春から大学の寮に入って、なんでも1人でやらないといけないんだな〜って
思っているのだと思います。
 


息子が成長していく姿を見ると、本当に頼もしい。
でも正直、息子が家事をするようになったのはここ数年のこと。
もっと小さい頃からお手伝いさせておけばよかったな〜と、今さらながら思ったりもします(笑)。
 


それでも、「お母さん、今日は僕が作るよ」と言ってくれる日が来るなんて、
昔の私からしたら夢みたいな話。
息子が自立していくのは嬉しいけれど、親の役割が少しずつ減っていくのは、
やっぱり寂しいものですね。
 


だからこそ、今この瞬間を大切にしたい。
家族で囲む食卓の時間、何気ない会話、一緒に料理を作るひととき。
そんな何気ない日常こそが、一生の思い出になるのだと思います。
 


子どもはいつか巣立っていくもの。
でも、それまでの限られた時間を大切にしながら、あと少しの「母としての日常」を
楽しみたいなと思います。
 


皆さんも、家族で過ごす時間を大切にしてくださいね。


💬実家や空き家のこと、ずっと気になってるけど…
「どこから手をつけたらいいのか分からない」
「誰に相談したらいいのか分からない」
そんな方は、まずはLINEでお気軽にご相談ください!

👉【LINEで相談する】
LINE登録

📍事務所
【住所】東京都世田谷区祖師谷3-37-4 2F
【営業時間】10:00〜18:00(不定休)
【電話番号】03-5349-1288