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2025/08/08

介護は突然やってくる。だからこそ、知っておきたい最初のこと

こんにちは、世田谷区で不動産仲介業を営んでいる加納千織です。
 


最近、親の介護について考えることが増えた方はいませんか?
私自身も、母の転倒と骨折をきっかけに突然介護の世界に飛び込み、戸惑うことばかりでした。
 


「介護が必要になったら、まず何をすればいいの?」
「介護保険ってどうやって申請するの?」
「世田谷区のサポートはどこで受けられるの?」
 


そんな疑問を抱えている方のために、私の経験をもとにお話ししたいと思います。
 


まず、世田谷区で介護保険の申請をする際に最初に行くべきなのは
「あんしんすこやかセンター」です。
これは地域包括支援センターのことで、区内に27か所あり、
お住まいの地域ごとに担当が決まっています。

 

私の場合は「砧地域あんしんすこやかセンター」に相談に行きました。
初めての訪問は緊張しましたが、職員の方がとても親切で、
手続きの流れを丁寧に説明してくれました。
 


介護保険の申請に必要なものは意外とシンプルです。

・介護保険被保険者証(65歳以上の方が持っているもの)
・印鑑
・主治医の意見書(医療機関で発行してもらう)

申請書自体はセンターで用意されているので、事前に書類を準備する必要はありません。
申請後、約1カ月ほどで認定結果が通知されます。
その間に調査員が自宅(または入院先)を訪問し、身体の状態や認知機能、
生活環境について調査を行います。
 

母の場合、ちょうど入院中だったので病院での調査となりました。
認定結果は「要支援1・2」または「要介護1〜5」の7段階で通知されます。
この結果によって利用できる介護サービスが決まりますが、
もし納得できない場合は再調査を申し立てることも可能です。
世田谷区の場合、認定結果が出るまでの間も「暫定プラン」としてサービスを
受けられることがあるので、必要であれば相談してみると良いでしょう。
 


次に重要なのが、ケアプラン(介護サービス計画)の作成です。
・「要支援1・2」の場合 → あんしんすこやかセンターで作成
・「要介護1〜5」の場合 → 居宅介護支援事業所のケアマネジャーと相談
 


ケアマネジャー選びはとても大切です。
母の介護を始めたばかりの私は、どの事業所に頼めばいいのか全く分からず、最初は不安でした。
でも、信頼できるケアマネジャーに出会えたことで、
介護サービスの手配やデイサービスの利用がスムーズになり、私自身の負担も軽減されました。
 


介護は突然始まり、これから何年続くか分からない長い道のりです。
私の場合は、一昨年の2月に母が自宅前で転倒して骨折、救急で運ばれて
そのまま1ヶ月入院することになるという、突然の出来事により始まりました。

そんな風に、親御さんに突然のことが起こって「介護」というものがやってくる、
という方はとても多いと思います。
私の場合は、自分の仕事やプライベートがとても忙しい時に起こってしまい、
「なぜ、こんな時に、、」と泣きたくなりました。
 


でも、起こってしまったら、始めるしかないのですよね。
最初は何も分からなくても大丈夫。一歩ずつ進めば、必ず道は開けてきます。
 


世田谷区には介護に関する相談窓口が充実しているので、一人で抱え込まず、
ぜひ周囲のサポートを活用してくださいね。
もし介護が始まって生活が大きく変わった方、
これから親の介護が必要になりそうで不安を感じている方がいらっしゃれば、
私も経験者としてお話を伺います。
 


不動産のこと、介護に伴う住み替えのご相談なども、多くの経験談がありますので、
ぜひお気軽にご相談ください。


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