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親の一人暮らしが心配なあなたへ──世田谷区の見守り・安全対策まとめ

こんにちは、世田谷区で不動産仲介業を営んでいる加納千織です。
今日は多くの50代、60代の方が直面されている「親の一人暮らし問題」
についてお話ししたいと思います。
突然の電話に胸がざわつく日々。
「最近、母から電話がないな…」「父が先日転んだと聞いて、一人で大丈夫かしら…」
そんな不安を抱えている方は、世田谷区内にもたくさんいらっしゃいます。
特に祖師谷や成城などの住宅街では、高齢化が進み、一人暮らしのご高齢の方が増えています。
先日もご相談者様から
「仕事が忙しくて実家に行けない日が続くと、ついつい心配で眠れなくなる」
というお話を伺いました。
私自身も昨年、母が自宅で転倒し骨折。
その時の経験から、親の一人暮らしをどうサポートするか、真剣に考えるようになりました。
世田谷区には高齢者を支えるための見守りサービスが充実しています。
- 世田谷区高齢者見守りネットワーク
世田谷区では、新聞配達、郵便局、電気・ガス会社などが
日常業務の中で高齢者の異変に気づいた場合、区の相談窓口に連絡してくれるシステムがあります。
登録は無料なので、まずはお住まいの「あんしんすこやかセンター」に問い合わせてみましょう。
- 緊急通報システム
75歳以上の一人暮らしの方を対象に、ボタン一つで消防署に通報できる
専用機器を設置できます。
月額利用料はかかりますが、所得に応じた減免制度もあります。 - 見守りIOTサービス
最近は民間のサービスも増えてきました。
電気ポットの使用状況でお元気かどうかを確認できるものや、
センサーで動きを検知するものなど、親の生活リズムを尊重しながら見守ることができます。

見守りサービスと合わせて、安心・安全な住環境を整えることも大切です。
介護保険を利用したリフォームなどもあります。
・お風呂場の手すり設置
転倒事故が最も多いのはお風呂場です。
手すりを設置するだけで安全性が格段に向上します。
世田谷区では「高齢者自立支援住宅改修給付」という助成制度があり、
工事費の一部を補助してくれるので、活用を検討してみましょう。
・玄関の段差解消
ちょっとした段差が大きな事故につながることも。
玄関の段差をなくす工事や滑りにくい床材への変更も、転倒防止に効果的です。
・スマート家電の導入
離れて暮らしていても、
スマホで電気のつけ忘れや消し忘れが確認できるスマート家電。
一人暮らしの親御さんには特におすすめです。
「何をしてあげたらいいのかわからない」と思うかもしれませんが、
できることから少しずつ始めてみましょう。
例えば、週に一度決まった時間に電話をする習慣をつけたり、
LINEでのビデオ通話を試してみるのも良いでしょう。
「自分の親だけど、どこまで口出ししていいのかわからない」というご相談もよくいただきます。
その気持ち、よーくわかります。
大切なのは、親の自立心を尊重しながら、安全を確保することなんですよね。
「こうすべき!」と一方的に押し付けるのではなく、
親御さんと一緒に考えていくことが大切だと思います。
いつまでも元気でいてほしい親御さん。その思いは皆さん同じだと思います。
世田谷区には様々な高齢者サポートがありますので、ぜひ活用してみてください。
見守りサービスや住環境整備について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。
家族みんなが安心して暮らせる環境づくりのお手伝いをさせていただきます。
※世田谷区の制度は2025年3月現在の情報です。最新情報は区のホームページでご確認ください。
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