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50代からでも遅くない!私が宅建士に挑戦した理由と合格への道

こんにちは、世田谷区で不動産仲介業を営んでいる加納千織です。
今日は、50代からの宅建士資格取得と、シニア世代の不動産業界での働き方についてお話しします。
実は私自身、50歳の時に宅建士の勉強を始め、51歳で資格を取得しました。
「もう遅いかな」と悩む方の背中を少し押せたらうれしいです。
「定年後に何か新しいことを始めたい」
「培ってきた経験を活かせる仕事がしたい」
という気持ち、よくわかります。
私は、独身時代は大手企業の営業職についていて、人と関わる営業というお仕事に
やりがいをもって働いていました。
ですが、当時の総合職と呼ばれるポジションは相当な激務で、
朝6時に起きて身支度を整えてすぐに出勤、会社でメールのチェック等を済ませたら
すぐに取引先回りに出かけ、夕方帰社してから残業して事務仕事を片付け、帰宅は深夜……
そんな生活をしておりましたので、これは「家庭と両立」というのは難しいなと感じてしました。
そして結婚後、義理の母が経営する会計事務所を手伝うことになり、
17年ほどお手伝いしたのですが、ふと気がつくと息子は高校生に。
そろそろ、自分が本当にやりたいことを再開しても良いのでは?と思いつつも、
「次は何をしよう?」と考えていた時期がありました。
そんな時、家族の不動産取引のサポートをする機会があり、
その経験から不動産の世界に興味を持ったんです。
50代での宅建士試験、正直言って簡単ではありませんでした。
若い頃に比べて記憶力は落ちていますし、仕事と家事の合間を縫っての勉強は大変……。
でも、50代の私たちには若い人にはない「生活経験」という武器があります。
特に不動産は、実際の生活と密接に関わる分野。
家を買ったり売ったりした経験、ローンを組んだ経験、相続の知識、
どれも宅建の勉強に直結するんですよ。

実際の勉強法としては、通勤時間の電車の中や、家事の合間の15分など、隙間時間を活用しました。
テキストを読むよりも、スマホの学習アプリで少しずつ問題を解く方が私には合っていました。
特に苦手だった「権利関係」は、友人に説明するつもりで声に出して覚えるのが効果的でしたね。
今はオンライン講座も充実していますので、自分のペースで学べる環境が整っています。
宅建士資格を取った後のキャリアパスは実に様々です。
不動産会社に就職するのはもちろん、独立開業という道もあります。
私は資格取得前から不動産会社で1年間修行し、その後独立しました。
でも、いきなり独立するのではなく、まずは経験を積むことをお勧めします。
特に50代以上の女性宅建士は、実は業界では重宝されることが多いんです。
なぜなら、同年代の女性客や高齢者のお客様と共感しやすく、細やかな対応ができるから。
「家を売りたいけど、若い営業マンには相談しづらい」というシニア層のお客様も多く、
年齢が近い方が安心感を持ってもらえることも少なくありません。
世田谷区内でも、50代以上の女性宅建士が活躍している不動産会社はたくさんあります。
私の知り合いにも、60歳から宅建の勉強を始めて、今では地元密着の不動産会社で
生き生きと働いている方がいますよ。
「地域のことをよく知っている」
「生活者目線でアドバイスできる」
という強みを活かして、素晴らしい成績を上げています。
宅建士の資格を取るのは大変ですが、取得後の喜びはひとしお。
私自身、独立開業して本当に良かったと思っています。
特に、お客様から「千織さんで良かった」と言ってもらえた時は、
この仕事を選んで良かったと心から感じます。
50代からの新しい一歩を踏み出すのには勇気がいりますが、
「やってみたい」という気持ちがあれば、年齢は関係ありません。
宅建士資格の取得について詳しく知りたい方、
シニアからの不動産業界デビューに興味のある方、
いつでもご相談くださいね。
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