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子育ての“最終章”を迎えて──頼もしさに涙したマレーシア旅

こんにちは、千織不動産の加納千織です。
高校3年生の息子と一緒にマレーシアに行ってきました。
息子が大学進学を控えて、国内の大学も視野に入れつつ、海外の大学も見てみたいということで、
一緒に旅することになりました。
私たちの旅行にはいつもハプニングがつきものですが、今回もやはり例外はありませんでした。
羽田からの出発便がなんと2時間遅れ、乗り換え便に間に合わず、
別の便で現地入りすることになりました。
その上、羽田で預けたスーツケースが届かないというトラブルも…。
疲れていた私は、ただただ放心状態でした。
そんな中、息子が「僕、聞いてくるよ!」と、一人で空港の係員に聞きに行ってくれました。
あちこち走り回り、最終的には無事に全ての荷物を回収してくれたのです。
その姿を見たとき、私は本当に驚きました。
「あんなに小さかった息子が、今ではこんなにも頼もしく成長したんだな」
と、しみじみと思いました。
あの頃は、何かと手がかかり、心配でたまらなかった息子が、今では一人で問題を解決し、
私を支えてくれる立場にいることを実感しました。
それと同時に、私たちの子育てが「最終章」に入っているということを痛感し、
思わず目頭が熱くなりました。

子育て中は、本当に多くの苦労がありました。
夜遅くまで勉強を見守り、悩んでいる息子を励まし、時には喧嘩もしながら。
でも、あっという間に時は過ぎ、今となってはその一つ一つの瞬間が大切な思い出になっています。
そして、来年には息子も家を出て、独り立ちすることになります。
そのことを考えると、どこか寂しい気持ちもありますが、
息子が自分の足で歩んでいく姿を見守ることができることは、母親としてとても嬉しいことです。
息子が成長する姿を見て、私は改めて
「親の役目は、子供に自立を促すことなんだ」
と感じました。
どんなに小さなことでも、子供が一歩ずつ自分の力で進んでいく姿を見ると、
親としての使命感が満たされます。
息子が一人で旅行の荷物を回収してくれたことも、
私が息子を信じて見守ってきた結果なのだと思います。
息子が中学1年生の12月に
「僕はもう学校に行かない。塾で勉強するから」
と言われた時の衝撃は忘れられません。
決意は相当に固いと感じた私は、その後、担任の先生と塾長の先生と話し合い、
個別塾で息子の学習をみていただけることになりました。
2年生、3年生も学校と連携を取りながら、そのスタイルを続けました。
親としては息子の意思を尊重しつつも、やはりどこか心配する気持ちはありましたが、
時間が経つにつれ、少しずつその不安も自信に変わってきました。
昨年、留学すると決まった時にも不安と期待が入り混じった様な気持ちになりましたが、
息子を信じて送り出しました。
信じた結果、これまでの努力が、少しずつ実を結んでいると感じています。
そして、息子が今後どんな道を歩んでも、私は彼を信じて、支えていくからね、と伝えています。
不登校や進学、将来について心配しているお母さんたちへ、お伝えしたいことがあります。
私もかつては息子のことを心配し、どうしても不安でいっぱいでした。
でも、今思うと、息子を信じて見守ることが一番大切だったと感じています。
何も考えていない様に見えて、子供は自分の中の可能性を試そうとしているのではないでしょうか?
そしてそれが時に、「学校」という枠組みの中では果たせないこともあるのだと思います。
心配する気持ちを乗り越えて、時には親として、どんなに辛くても
手を放さなければならない瞬間もあります。
でも、それが子供の成長に繋がることを信じてあげてください。
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