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2025/06/03

今の家を手放す前に知っておきたい、住み替えのリアル①


こんにちは!千織不動産の加納千織です。
 


弊社には、
「今住んでいる家を売って、次の人生を始めたいけれど、何から手をつけていいのかわからない」
「誰に相談すればいいのか迷っている」
というお声をよくいただきます。
 


特に高齢になると、体力や環境の変化に不安を感じることが多くなり、
住み替えを決意する方も増えています。
まずは他の方がどのように住み替えを進めているのか、気になるところではないでしょうか?
今回は、実際に「家じまい」をされたお客様のケースをご紹介します。
 

住み替えを考えたきっかけ:坂道がつらくなってきた


今回のお客様は、坂道の多いエリアにお住まいでした。
年々足腰が弱くなり、買い物や通院の移動が大変になったため、
「早めに売却し、平坦な道で暮らせるこじんまりとしたマンションに住み替えたい」
と考え始めたそうです。


さらに、最終的には高齢者施設への入居も視野に入れており、
スムーズに移行できる住環境を整えたいとのことでした。
まずは知人を通じて、娘さんから「今売ったらいくらになるのか、相場を知りたい」という
お問い合わせをいただきました。
 

まずは「持ち家の査定」からスタート 

弊社で市場リサーチを行い、現在の相場価格をご提示しました。
この時点では「まだ具体的に売るか決めていない」という状況だったため、
お客様には「いつでもご相談ください」とお伝えして、一旦終了しました。


しかし、その2ヶ月後に「長女の住まいの近くに引っ越したいので、売却を進めたい」
とのご連絡をいただきました。
住み替えを成功させるには、売却だけでなく引っ越し先の確保も重要です。

特に高齢者の場合は賃貸契約のハードルが高いこともあるため、
先に移転先を探すことを優先しました。
 

住み替え先探しの流れ 

高齢者の住み替えを成功させるためには、次のポイントを押さえておくことが大切です。
1.どんな住まいに住みたいか決める
 ・エリア(娘さんの近く、病院が多い場所 など)
 ・バリアフリー対応
 ・賃貸 or 購入

2.条件に合う物件を探す
 ・不動産会社に相談
 ・予算に合った物件をリストアップ

3.内見して決定
 ・実際に足を運び、住み心地を確認
 ・住環境や周辺施設もチェック
 


このお客様の場合、娘さんの近くのエリアで条件に合うマンションを5件ほど内見し、
一番希望に合う物件を選びました。
賃貸契約時には、収入が年金のみだったため、娘さんが保証人となることで
スムーズに契約ができました。
高齢者の賃貸契約はハードルが高い場合があるため、早めに準備することが大切です。
 

住み替えのタイミングを見極める 

高齢者が住み替えを考えるタイミングは人それぞれですが、
以下のようなきっかけで決断される方が多いです。

✅ 坂道や階段の上り下りがつらくなった
✅ 病院やスーパーへのアクセスが悪い
✅ 家の維持管理が負担になってきた
✅ 一人暮らしが心細くなった
✅ 将来的に子どもや親族の近くで暮らしたい
 
住み替えは早めの計画が肝心です。
 


「今の家を売るべきか迷っている」「住み替えの流れを知りたい」という方は、
まずはお気軽にご相談ください。

弊社では、お客様のご希望をじっくり伺いながら、最適な住み替えプランをご提案いたします。
「今売ったらいくら?」を知るところから、次の人生の一歩を踏み出してみませんか?
今お住まいのお家の価値を確認してみたいな、と思われたら、ぜひ弊社までご相談くださいね。


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