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2025/08/01

「たかが炊飯器、されど炊飯器」から始まった我が家の革命

こんにちは、千織不動産の加納千織です。
 


先日、炊飯器のふたが閉まりづらいな〜と思っていたら、ついに故障してご飯が炊けない事態に!
「炊飯器が壊れたら生活できない!」と、慌てて夫と近所の家電量販店へ。
お店にはずらりと並ぶ炊飯器。
値段も数千円〜10万円超えまでピンキリで、どれを選べばいいのか迷うばかり。


店員さんに話を聞くと
「高い炊飯器ほど性能がよく、安いお米でも美味しく炊けるんですよ」
とのこと。
なるほど…だったらもう、一番高いやつがいいに決まってるじゃないか!
ご飯は毎日食べるものだし、美味しく炊けるなら投資する価値はある!
と、私は心の中で確信し、「どれになさいますか?」と店員さんに聞かれた瞬間、
「これにします!」と即答しました。


すると…横にいた夫が、私の想像を遥かに超えるスピードで
「たかが炊飯器なのに高すぎる!これでいい!」
と、なんと一番安い炊飯器を指差して即決。
「えっ……」私の中でメラメラと燃えていた“炊飯”への情熱が、
一瞬にして消え去っていくのを感じました。
そして、何が起こったのか理解しないまま、お会計はあっという間に終了。


帰宅後、新しい(安い)炊飯器を前にして、私は深く考えました。
「自分で選んだ炊飯器で炊くご飯って、きっと最高に美味しいんだろうなぁ」と。
そう、夫にとってこの炊飯器は“彼自身が選び抜いた相棒”なわけです。
だったら、炊飯という家事は彼に譲ってあげるのが最善ではないか?


というわけで、その日から「炊飯」という家事は夫の担当になりました٩( ‘ω’ )و
「好きな炊飯器を選んだんだから、お米を研ぐのも楽しいはず!」
という合理的な(私なりの)結論に至り、私は完全に手を引くことにしました。


数日後、夫が研いだお米を炊いて食卓に並べる日がやってきました。
「どう?美味しく炊けた?」と真顔で聞いてくる夫。
まぁ、私の理想とするふっくらツヤツヤご飯には及ばないものの、本人が満足そうなので、
そこは温かい目で見守ることにしました。


さらに最近では、息子も「母がご飯を炊かなくなった」ことに気付き、
「お母さん、今日遅いの?じゃあ、ご飯は僕が炊くね」
と言い出すという新展開が!
もしかして、私の家事負担がどんどん減っていくという最高の流れが生まれているのでは!?


こうして、炊飯器の買い替えをきっかけに、我が家では“家族みんなでご飯を炊く”という
素晴らしい習慣が定着しつつあります。
結果オーライとはまさにこのこと。

私がやらなくても、家族がちゃんと回してくれる。
そう気付いた今、私はますます自由を謳歌中です。
家事は暮らしている人みんなの仕事ですからね笑


家電を買い替えるたびに、「本当に必要な機能は何か?」と議論するのも悪くないですが、
場合によっては「好きな人が好きなように使えばいい」と割り切るのも大切かもしれません。

皆さんのお宅でも、炊飯器選びを巡る“バトル”が繰り広げられることがあるかもしれませんが、
そんな時はぜひ、「その家電を選んだ人に任せる」というのも一つの手ですよ♪


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