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2025/07/25

空き家のままにしていませんか?実家との向き合い方

こんにちは、千織不動産の加納千織です。
 


親の家や実家を売却するタイミングについて悩んでいる方は多いですよね。
「まだ売るべきではないのでは?」「もう少し様子を見た方がいい?」と考えつつも、
空き家の管理が負担になってきたり、固定資産税がかさんできたりして、
そろそろ決断しなければ…と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 


特に50代、60代、70代の女性の方で、ご両親の家をどうするか悩まれている方は多いです。
私自身も、お客様から
「親が高齢者施設に入ることになった」
「相続で実家を受け継いだけれど、誰も住む予定がないけれど、すぐに売却するのも抵抗があって、、」
といった相談をよく受けます。
 


実家を売却するタイミングを考えるとき、まず大切なのは「親御さんの意思」です。
例えば、先日ご相談を受けた70代後半の女性は、一人暮らしが難しくなり、
高齢者施設への入居を考えていました。

「自分で決められるうちに、家の売却も自分で決めたい」とおっしゃっていました。
売却のタイミングは、こうした親御さんの気持ちを大切にしながら決めるのが理想的です。
 


また、親の判断能力が低下する前に売却を進めることも重要なポイントです。
認知症の症状が進んでしまうと、売却の手続きが難しくなり、
成年後見制度を利用しなければならなくなることもあります。
そうなると手続きが煩雑になり、思うように売却が進まないことも。


 


次に考えるべきなのは、不動産市場の動向や税制です。
不動産の価格は変動するので、できるだけ良い条件で売却できるタイミングを見極めることが
大切です。また、相続した家を売る場合、3,000万円の特別控除を受けられる可能性があるため、
売却時期によっては税金面でのメリットも変わってきます。
 


実家を売ると決めたら、次に進めるべきは「家の整理」と「書類の準備」です。
親が長年住んできた家には、思い出の品や家財道具がたくさんあります。
いざ売却となると、どれを残してどれを処分するのか、思った以上に時間がかかるものです。
特に親が高齢者施設に入居する場合、持っていける荷物は限られているため、
計画的に整理を進めることが大切です。
 


また、売却には登記関係の書類や固定資産税の納税証明書など、準備しなければならないものが
たくさんあります。「どこに保管してあるのかわからない…」とならないように、
早めに確認しておくと安心です。
 


先日、あるお客様と一緒に区役所へ書類を取りに行ったときのことです。
その方は「役所に行くのは何年ぶりかしら?」と少し緊張されていましたが、
無事に印鑑登録証明書と住民票を取得できました。
その帰り際、窓口の方に「娘さん、次はこちらでお手続きです」と声をかけられ、
私が娘と間違われるというちょっとしたエピソードもありました。
 

売主様も「まあ、娘みたいに見えたのね!」と笑っていらっしゃいました。
こうした手続きを一つひとつ進めながら、不動産会社と連携して売却の準備を整えていきます。
 


不動産売却は、ただ家を手放すだけではなく、次の人生のステージへの大切な一歩です。
「親の家をどうするか悩んでいる」
「実家の売却を考えているけれど、どこから手をつければいいかわからない」
という方は、一度専門家に相談してみませんか?
 


実家の売却は、思い出が詰まった家と向き合う時間でもあります。
焦らず、しっかり準備を進めながら、納得のいく形で売却できるように
お手伝いできればと思っています。


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