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“また来年”が、来ないこともあるから

今年は桜の開花が少し遅かったですね。
昨年は母と一緒に、家の3階の窓から見える借景の桜を楽しみながらお花見をしました。
あの時は、来年もまた同じように桜を見られると、当たり前のように思っていました。
でも、今年は母が施設にいるため、一緒にお花見をすることができませんでした。

母は今年の2月に左肩と右手首の骨折、さらに腰の圧迫骨折で手術を受けました。
突然の出来事で、家族としても大きな衝撃でした。
手術後はリハビリを続け、少しずつ回復に向かっていますが、
やはり去年と同じような日常を送るのは簡単ではありません。
母が自宅にいるのが当たり前だった日々が、こんなにも貴重なものだったのだと、
今になって改めて実感しています。
「来年もまた一緒に」と思っていても、その「来年」が突然失われることもある。
そう思うと、一日一日をもっと大切に過ごさなくては、と強く感じます。
母は施設での生活に少しずつ慣れ、リハビリを頑張っています。
私もできる限りサポートをして、また一緒に家で桜を見られる日が来ることを願っています。
できれば、来年こそは家に戻って、去年のように二人でお茶を飲みながら桜を眺めたい。
そんな小さな願いが、今の私にとってとても大きなものになっています。
私のように、親の介護や健康について考える機会が増えた方も多いのではないでしょうか。
特に50代、60代の女性の方は、親の介護だけでなく、
ご自身の健康や暮らしのことも気になる時期だと思います。
親の家をどうするか、相続のことをどう考えるか、これからの暮らしをどう整えていくかー
そんなことを意識し始める年代でもあります。

「また来年」「いつか時間ができたら」と思っていると、
その「いつか」は突然なくなってしまうことがあります。
だからこそ、今できることを大切にしたい。
親との時間、家族との会話、自分自身の暮らしをもっと大事にしたい。
そんな思いを持つ方々と、一緒にこれからの人生を考えていけたらと思っています。
私自身、母の介護を通して、住まいや暮らしについて改めて深く考えるようになりました。
これまでの「当たり前」は、決して永遠ではない。
でも、だからこそ、今できることを後回しにせず、一つひとつ丁寧に向き合っていきたいと思います。
皆さんも、大切な人との時間をどうか大切にしてください。
そして、もし今の暮らしや親の家のこと、将来の住まいについて悩んでいることがあれば、
お気軽にご相談ください。
一緒に考え、一番良い方法を見つけるお手伝いができればと思います。
来年の春は、母とまた一緒に桜を見られることを願って。
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